五十肩や四十肩になってしまい、腕が上がらなくなってしまった場合はどうすればいいのか判断に迷うことはありませんか?
とりあえず病院に行くべきなのか、整骨院や整体院なその施術所に行った方がいいのか?いざという時の判断材料がないと、対処できずに痛みを我慢し続けなければならなくなってしまうことがあります。また、知らない間に状態が悪化して治療やリハビリではどうにもならない状態になってしまうこともあります。
五十肩や四十肩はインターネットで検索すると、1~2年ほどで痛みが 自然に消失し再び腕が上がるようになると記述されています。しかし、痛みが自然消失するまでの期間に症状が悪化して夜中に肩関節が疼いて眠れなくなったり、痛みが自然引いても再発の可能性があります。放置す ることには何のメリットもありません。必ず病院か施術所で確認してもらうようにしましょう。
五十肩や四十肩になってしまった場合、病院へ行くべきか整骨院や整体院などの施術所に行くべきなのかの判断基準についてお伝えしていきます。
病院と施術所の特徴
病院の特徴
西洋医学をもとに、目に見えない場所にある異常や原因を探し出 すことができることが最大の特徴です。レントゲンやMRIなどの精密機 器を使い、今体で何が起こっているのかを調べることができます。
施術所の特徴
東洋医学をもとに過去の経験や症例から、体全体を包括的にみて原因を探し出してくれるので症状の改善率が高いことが特徴です。
病院と施術所の短所
病院の短所
しかし、西洋医学には『明らかな異常がみつけられない場合があり、異常に根拠がなければ対処することができない』という最大の弱点があり ます。そういったこともあり、湿布や痛み止めを処方して「様子をみましょう」と言われたり、注射やリハビリを定期的に行います。
施術所の短所
東洋医学は人体を包括的にみて改善に向けて施術を行いますが、施術者によっ ては判別スキルや施術スキルに差があったり、判別方法がさまざまなで エビデンスが確立されていないので100%効果があるのかどうかというのが判断が難しい側面もあります。
どちらを選べばいい?
上記のように病院や整骨院・整体院にはそれぞれの長所や短所がありますが、どちらに行けばいいのかの判断基準です。
①60歳未満で明らかなケガをしたなどの原因がない場合
『五十肩・ 四十肩』である可能性が高いので整骨院や整体院のような施術所で体の状態を確認してもらうと改善できる可能性があります。
②60~70歳である場合は、『腱板断裂』『石灰沈着』などの異常が 見つかる可能性がある
病院で検査してもらう必要があります。しかし断裂がある場合、見落としなどの可能性があるため異常がないと判断されても念のためにセカンドオピニオンを利用して再確認してもらうといいでしょう。それでも異常が見つからなければ整骨院や整体院のような施術所へ通うといいでしょう。もし断裂が見つかった場合は手術または保存療法としてリハビリを行い、炎症が落ち着いてから正常な筋肉を代用して肩関節が動くようにします。
よくある間違った施術所選びの例3つ
ここで注意しなければならないのは、施術所選びです。施術者の判別スキルや施術スキルによって結果が変わってきます。これらを判断するのはとても難しいのですが、よくある間違った施術所選びの例を3つの挙げてみます。
- 家から近い
- 保険が使えて安い
- 何となく選んだ
これらの理由が100%間違いというわけではないのですが、良い施術所と出会える可能性が極めて低いと言われている失敗例です。施術所選びはインターネットを活用してできる限りたくさんの情報を集めてから判 断しましょう。情報をもとに「ここなら体を任せても大丈夫!」と判断 できてから施術を受けるようにしましょう。施術所によっては電話や メール・LINEなどで疑問に思うことを説明してくれるので、分からないことがあれば質問してみるのも一つの方法です。
まとめ
病院と施術所には、お互いのメリットやデメリットがあります。断絶や石灰沈着など重度な症状がある可能性もあります。重度の症状を発見できず治療やリハビリを行うと、症状が悪化・長期化し最悪の場合、手術を行わなければならないということになりかねません。
これらのことを踏まえて、病院へ行くべきなのか?整骨院や整体院などの施術所に通うべきなのかを考えてみてはいかがでしょうか?安易に考えるのではなく、真剣に体のことを考える良いキッカケにしてみてください。
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